今日ご紹介したいのは、
ヘアケア上級者向けのちょっとした「裏技」です!
その名を
「W(ダブル)トリートメント」
と言います(^-^)
もちろんかずのすけ命名です…(笑)
このテクニックは
ある程度のヘアケア知識が無いと出来ないことなので、
予め「上級者向け」と託けておきますね。
やり方自体はとっても簡単です。
2種類のトリートメントを用意して
ひとつのトリートメントをしたあとに、
(一度流します)
もうひとつのトリートメントを重ね付けします。
普通、インバスでのヘアケアは
シャンプー→トリートメントで1セットですね。
Wトリートメントは
トリートメントを二つ用いることで、
トリートメントの相乗効果を狙うことができます。
トリートメントだけでは足りない質感や、
コンディショナーだけでは弱い補修機能などを補わせることが可能です。
市販のトリートメントでも
「シャンプー、コンディショナーのあとにお使いいただくとさらに効果的です。」
とか書いてあるヘアマスクなんかがありますね。
市販の場合には
コンディショナーのあとにヘアマスクをしろ・・・
というパターンが基本ですが。。
要はあれと同じです。
ですがそもそも市販のトリートメントを言われるままに重ね付けしても、
効果なんか全然感じませんよね。
むしろべったりしてしまって微妙…
というケースも少なくないです。
あれはそもそもコンディショナーとトリートメント(ヘアマスク)が
ほぼ全く同じ成分で出来ているので
重ね付けしたところで同じものを重ねているだけで
皮膜が重くなるか意味が無いかのどちらかです。
しかも市販の場合にはほとんどが外部皮膜用のヘアマスクなので、
重ね付けてもなんの効果もありません。
よってこのWトリートメントをうまく使いこなすには、
・同じ種類のトリートメントを使わない
・トリートメントの順番を間違えない
・相乗効果が見込めるトリートメントを選べる
という知識や技術を要します。
まだ「私はヘアケア初心者です・・・」
という方は応用するのが難しいかもしれません。
それではWトリートメントのコツをまとめていきましょう。
◎基本は トリートメント×コンディショナー(orヘアマスク)
まず第一に絶対に間違えられないのは
「組み合わせと順番」です。
必ず内部浸透系のトリートメントを先に行ってください。
基本は
トリートメント×コンディショナー
です。
最初にヘアマスクやコンディショナーを使ってしまうと、
後にトリートメントを使ったとしても皮膜が邪魔して
トリートメントの効果を殺してしまいます。
こうなればいかにトリートメントが優秀でも無用の長物と化します。。
さらに
コンディショナー×コンディショナー
や
コンディショナー×ヘアマスク
という組み合わせや順番では、
皮膜を重ねるだけになってしまうので注意です。
◎欲しい効果と質感でトリートメントを選ぶ
今自分の髪に必要な効果のトリートメントと、
自分のヘアスタイルの為に欲しい質感や仕上がりのコンディショナー
を自分で選ぶ必要があります。
例えば、
カラーやパーマのダメージを受けた髪
→ダメージケア効果のトリートメント
しっとりした質感が好み
→しっとり感重視のコンディショナー
というようにトリートメントの効果を選びます。
内部浸透系のトリートメントは現状本当に数が少ないので、
正直選べるものはかなり限られてきますけどね…(^_^;)
コンディショナーは自分の好みの質感のものを使う!
という感じでいいと思います。
◎かずのすけのオススメ例
×
ダメージ補修機能に特化した
ケアテクトトリートメントの弱点として、
・皮膜効果がほとんどない(外因ダメージを防御出来ない)
・ケラチン×ヘマチン効果でハリが出すぎることがある
(若干髪が硬くなる)
・ダメージヘアの場合質感に難
などの点が挙げられます。
そこで
毛髪軟化作用を持ったサプリケアイズムコントロールsdを重ねることで、
皮膜による刺激対策、硬化した毛髪の軟化、質感の調整
などの効果を与えることができます。
特にダメージヘアでお困りの方や、
ダメージ補修したいけどケアテクトだけではボリュームが出すぎる
(縮毛矯正スタイルの方)
という場合に大変オススメの組み合わせです。
どんな質感になるのかは、
やってみてのお楽しみです(*^^*)
他にもほぼ同様の効果を狙って、
サプリケアイズムコントロールsdの代わりに
を組み合わせるのもオススメです。
こちらの場合は青いやつより皮膜が弱く、軽い仕上がりなので、
ダメージの大きいパーマヘアなど
質感は欲しいけどボリュームは落としたくない方
に最適な組み合わせです。
つまり
ケアテクト×サプリケアイズムコントロールsd
→縮毛矯正ダメージ向け(ボリュームダウン)
ケアテクト×コンポジオCMCトリートメント
→パーマダメージ向け(ボリュームアップ)
という組み合わせになっています。
最後はアウトバスでCPモイストなどで抗酸化対策も出来れば
あなたの髪に穴はありません。
いつもはコントロールsdやコンポジオだけで仕上げている…
という方は、たまにケアテクトを挟んで
「集中ケア」としてWトリートメントを取り入れるのもいいと思います。
◎自分好みの組み合わせを作る!
Wトリートメントの最大のおもしろさは、
「自分の髪に必要な効果と自分の好きな質感を両立できる」
ということです。
ここに僕のオススメというものを一応紹介しましたが、
Wトリートメントの組み合わせは
当然これだけではありません。
ご自分が使ってみて
今までで一番好きだった仕上がりのコンディショナーを組み合わせたり、
内部浸透系の別のトリートメントを見つけて使っても構いません。
ご自分の好きな組み合わせをぜひ見つけて頂ければな…
と思うところです。
しかし冒頭で言ったように、
適当に組み合わせてもうまくいかない
というあくまで上級者向けのテクニックです。
そういう点もWトリートメントの奥深さかなぁと僕は思います(^-^)
ただし皮膜の蓄積だけは避けたいので、
コンディショナーを重ねた時は
十分なクレンジング効果のあるプレシャンプーを行いましょう!
以上
かずのすけ流「Wトリートメント」の紹介でしたm(_ _)m