前回の記事↓
簡単&低コスト! 「究極のスキンケア」とは(前編)
化粧水も
美容液も
乳液も
パックも
ピーリングも、
ぜんぶ、無駄です!
化粧品は買えば買うだけお金の無駄です!
何千円何万円の美容液をつかったところで、きれいになんかなれません!
むしろ化粧品を使わないといけない肌はおかしいのです!
、、、というおはなしをしましたね。
そして、「究極のスキンケア」とは「洗顔」が全て・・・、
というおはなしも済ませました。
なぜ洗顔なのか?
イマイチまだ漠然としすぎていてよくわからないという人もいるかもしれませんね。
なぜ洗顔が究極のスキンケアの鍵を握るのかおさらいしておきましょう。
◎間違った洗顔が肌のシステムバランスを狂わせている
私たちの肌は本来、
「天然保湿因子(NMF)」と「皮脂」
という天然の保湿剤と乳液によって守られています。
これが正常に分泌される肌は美しく整い、
外界からの刺激に簡単に負けません。
つまり健常な肌を保つにはこれらの天然の保湿剤と乳液を
適度に残留させる洗顔が非常に重要になります。
しかし現在一般に市販している肌用洗浄剤は、
「セッケン」や「硫酸塩型アニオン界面活性剤」
がその大部分のシェアを占めています。
これらの洗剤は
・脂を取り去る能力=脱脂力
・タンパク質を傷つける性質=タンパク変性作用
がとても強く、
油分として肌を覆う皮脂膜を過剰に剥ぎ取り、
NMFを生成するタンパク質を変質させ生成を阻害するリスクがあります。
もちろん短期スパンで使用したところでその影響は知れていますが、
何年、何十年とその洗剤で肌を洗浄し続けることで
お肌の正常なシステムは徐々に狂っていき、
最終的には保湿不全(乾燥肌)や、
皮脂分泌過多(脂性肌)の原因となっていきます。
保湿がうまくできない肌は外界のストレスに負けやすく、
一次刺激性接触皮膚炎や脂漏性皮膚炎などを起こしやすくなります。
(アトピー性皮膚炎患者もNMFが著しく少ないことが知られています)
皮脂分泌過多の肌は常在菌にとって好喜条件となるため、
常在菌が活発化して過剰増殖し、ニキビやとびひ、痒みなどの原因となります。
また毛穴の黒ずみや異臭などの直接的な原因もこの皮脂分泌過多です。
つまり
現在肌のトラブルを抱えている人の多くの根源的な原因は、
洗顔料など肌用洗剤の洗浄作用によって、
肌の健常なシステムが狂わされていることなのです。
◎肌のシステムを正常化するために・・・
結局のところ、
肌のトラブルは肌のシステムエラーが原因です。
じゃあそれを正常化さえすれば、肌のトラブルは治まるはずですよね。
そしてそのシステムエラーの根源が、「間違った洗顔」なのです。
だから洗顔を変える必要があります。
洗顔料を正しく選べれば、天然の保湿剤と乳液を適度に残し、
肌のシステムを徐々に正しく矯正していくことができます。
今まで取りすぎていたから過剰に分泌されていた皮脂も正常な分泌量となり、
正常な肌からは正常なNMFが生成されます。
長い時間をかけて狂わされたシステムを矯正するのには、
当然一日二日では効果は出ません。
しかし数ヶ月も正しい洗浄力の洗剤での洗顔を続ければ、
必ず肌質は改善します。
そのための実際の方法をこれからレクチャーしていきましょう。
◎最高の洗顔料とは
まず洗顔料を変えましょうか。
そこで、何を選ぶか・・・という話なのですが。
「無添加石鹸が肌に優しい」
とかいう嘘はもはや聞き飽きました。
セッケンは肌に優しくなんてありません!
界面活性剤の研究やってる僕が言うんだから間違いないです。
アルカリ性のセッケンが肌に優しいわけがありません。
臨界ミセル濃度(界面活性剤として働く濃度)も軒並み高く、
高濃度配合が一般的です。
そんなに高濃度の界面活性剤溶液がまさか肌に優しいなんてもはやバカバカしいですよ。
もちろん、
「硫酸塩型アニオン界面活性剤」
つまりラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの
高刺激洗剤はもっといけません。
セッケンは皮膚刺激は強いですが不安定なので
皮膚に残留してもすぐ界面活性剤としての効果を失います。
しかしこれらの合成洗剤は皮膚残留してからも刺激を与え続けるので
まぁ一般的に言われる肌荒れの直接原因はこの洗剤だったりします。
(その為石鹸の方がまだマシなので、石鹸を使うとちょっと改善することがあります)
で、アミノ酸系界面活性剤や両性界面活性剤・・・
場合によってはこのくらいが丁度いいのですが、
洗浄力の非常に高い洗剤からここまでいきなり落としてしまうと
「洗浄格差」というリバウンドが出てしまうリスクが大きいので、
まず最初の段階ではふさわしくありません。
(この話はまた今度)
ノニオン界面活性剤なんかは刺激は少ないですが、
脂を過剰に取りすぎますし
そもそも泡立ちにくいのでこれがベースの洗顔料はほとんどありません。
で、結局何が一番いいのか・・・
と言われるとやはり
ラウレス-5カルボン酸Naなんかの「酸性石鹸」でしょうね。
人間のカラダを洗う上で最も適した洗剤というのはこれなんです。
低刺激・弱酸性・十分な洗浄力・高分解性
どの点を取っても抜かり無しですよ。
というわけで僕はそんな洗顔料を探しました。
理論的に最も洗浄力バランスが良い最高の洗顔料はないものか・・・と。
そして見つけました。
かずのすけがオススメする最高の洗顔料は、「ココイルボディソープ」です。
「ボディソープ」じゃねーか!!
・・・と思うかもしれませんが、
洗浄剤にボディもフェイスもありませんよ。
ただの界面活性剤と水といくらかのアルコールと安定剤の混ぜ物です。
体も顔も、理想の洗浄力は同じです。
だって一枚の皮膚ですよね。
◎究極のスキンケア
洗顔するときちゃんと泡で洗ってますか?
泡立てネット、使ってください!
特にココイルで洗うんだったら絶対要ります!
普通にやると泡立たないので(^_^;)
ココイルボディソープを泡立てネットでしっかり泡立てて、
泡で包むように洗顔します。
(あまり長い時間洗う必要はありません。10~20秒程度でささっと流しましょう!)
ついでにカラダも洗っていいですよ(^-^)
そして流します。
はい。
終了です。
究極のスキンケア、終了!
本当にこれだけなんです・・・。
前置きが長かったのは言うことがこれしかなかったからです(爆)
あとはお好みで保湿剤を使ってください。
角質の保湿はやって損はありませんからね。
特に肌の調子が整うまでは必要でしょう。
保湿剤はかずのすけはフォーレリアをオススメしています。
(自分に合うものが別にあるならそれを使ってください)
あと
セラミドの補給がしたい!
年齢肌のお手入れもしたい!
という場合には
かずのすけオリジナルのセラキュアもオススメですm(_ _)m
(画像クリックで販売ページへ飛べます)
ある程度の肌改善であればフォーレリアだけで十分ですが、
更に上に…という場合にはセラキュアの併用もオススメしてます。
(詳細についてはまた後日)
あとお化粧してたら最初にクレンジングはしてください。
オススメのクレンジングは
これを半年~1年も続ければ
ニキビ肌だろうが角栓苺鼻だろうが
乾燥肌だろうが脂性肌だろうが
どんな肌トラブルも改善の一途を辿ります。
その際、変な化粧品はもう使わないでください。
乳液も美容液もパックもピーリングも必要ありません。
洗剤だけ変えるならお値段わずか4000円弱(数ヶ月分)。
しかしすぐに効果は出ません。
(むしろ最初は洗浄格差で悪化するかもしれません)
20代とか若い人なら三ヶ月もやれば肌質はほとんど改善します。
(もちろんスタートラインによりますよ)
さて嘘かホントか・・・
気になる方はぜひ試してみてくださいm(_ _)m
コメント
[…] このボディーソープを紹介している先生の記事はこちら「簡単&低コスト! 「究極のスキンケア」とは(後編)」 […]
by 肌に優しい洗顔&ボディーソープはこれ一択! | あれもこれも叶う 2017年11月13日 12:39 AM